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2005年12月31日(土)
大晦日 in 三宅島 ヒガシアナ/オオハシ



イズスミ
50cm
磯Yellow
大晦日じゃ〜ん。
大晦日だっちゅうに、いるいる釣人達。 磯場は何処も荒れている、そんな日はど〜しても釣座が集中してしまう。 我々は仕方なく昨日と同じ「ヒガシアナ」にポジショニングとなったけど、次第にウネリが怪しくなってきた。 それでも気を付けながら先端で竿を出す。
すると...ウネリは突然大きくなってやって来る。 「ヤバイ流される」と思った瞬間、岩場にしがみつく。 覚悟はしたが ”ザッパ〜ン!” ひとしきり潮浴びて、全身ずぶ濡れになる。 危ない危ない。
もはや、打ち寄せる波でできるサラシに、ウキのコントロールは不可能。 右前方では、釣人3人が磯場に取り残されはじめた。 「あいつ等危険だよ」 ウネリの波をくぐって、3人は何とか退避した。
ここら一帯あっちもこっちも釣りにならない状況となる。 昼飯がてら磯替えを決定。

こんな日は「あそこ」しかないかな? そんな釣座を確保した。 思ったとおりベストコンディション。 もちろん誰もいない。 危険極まりない秘密の場所ってこと。 ははは。
クチブトだけど、まあまあの型とまあまあの数釣りが出来て、大晦日いわゆる今年最後の釣り納めは、いい釣りが出来ました。

    ◆
磯場はホントに危険だらけ。気を付けよう!
     (この日、釣り人の死亡事故が発生しています。)



2005年12月30日(金)
年末 in 三宅島 

元気な「雄山」


今回は荷物が沢山に
なってしまいました。
今月は、クリスマス前後を予定していたが、海況の悪化(波4〜5m)で渡島を断念したこともあって、前回から数えると約2ヶ月弱ぶり。ようやく竿をふれる。磯ブルーと磯イエローは待ちに待っていた。

12月29日仕事納めの当夜定刻に竹芝桟橋で船に乗る。
帰島後初めて年末年始を迎える三宅島。期待は大きい。

船の中では、知らないモン同士でも、すぐ打ち解けて知り合いになる。これも船旅の一興。この日も知り合った彼とはついつい3時過ぎまで語らって、少し仮眠したと思ったら、定刻(午前5時)に三池港へ接岸した。 港で「磯ピンク」が出迎えてくれる。 宿舎に着いても、ボーッと眠い。 朝飯後、すぐに釣りだ!
ここ最近、強い西風とウネリで、島でも漁が出来ずに魚不足。とのこと。 宿舎のオヤジさんから「
魚が釣れるまで戻って来るな!」「釣れたら全部持って帰って来い!」の厳命付き。 ははは。腕が鳴るぜよ。
さて、今日は風とウネリから、二人は島の東南東に位置する空港下「ヒガシアナ」に初めて入磯した。 磯場としてはまあまあってところ。 タナは深め。 ポチポチ釣れる。 40cm弱を2枚キープ。
この晩は、刺身でいただいた。

    ◆オヤジさんは俺等を誰だと思ってるんだ?
      秘密釣隊「磯レンジャー」だぁ〜



2005年11月5日(土)
三宅島 温泉下

夜釣りよ今夜も
「ありがとう」


オキナメジナ
47.5cm
Mr.B

今日は夕マズメに勝負する。

だいぶ陽が傾いて、西の水平線が夕日に染まる頃、ポツポツと喰ってきた。 イスズミ・クチブト... まだ尾長は来ない。
そこへ”ズシッ”と、会心のアタリ。
Mr.Bが浮かせたのは、47.5cmのオキナメジナだ。
釣座を一段下がった所で6mのタモがやっと届く高磯で、裕に2.5kgは立派!立派!

最終日の今日も、踊子は太仕掛け。 サヨナラHITを狙っているけど釣れるのはイスズミばかり。 海面まで8mの高磯で、40cm位は豪快に抜き上げている。 ど〜しても型の尾長が来ない。

午後7時過ぎまで根場ったが、夜光虫とハタンポが寄ったところでやむなく終了。

   ◆確かに50オーバーは掛けたけれどハリス切れ。
    仕掛けは最高の状態だっただけに、未だにハリスを切
    られた原因がわからない。
    
たぶんこんなシナリオだろう...
      ウキ下2ヒロに55cmの尾長がヒット!
      道糸・ハリスが張ったところの中層で、鋭い歯の
      ダツが横切りざま、ラインを傷つけた。
      そこでブッツリ。
      そうとしか考えられない。(踊子)


2005年11月4日(金)
三宅島 下根崎

早朝4時。
まだ明けやらぬ満点の星の下、我々は行動を開始する。
下根崎のべスポジを確保するために!
危険極まりない足元をヘッドライトで照らしながら、ゆっくり慎重に磯場へと下りていく。

釣座の手前に荷物をおろしたところで、先ず一服。
ふぅ〜。。ooOO

次にコマセを手際よく用意し、竿ケースからタモを取り出しセットする。 ここでホットコーヒーをひとくち、ゴックン。
美味っ!

東の空が微かに明るくなってきた。
いよいよロッドにリールをセット。
ガイドに糸を通したら、ウキ、そして鈎を結んで出来上がり。
ここまで約3分。
鈎にエサのオキアミをつけ...第一投は勿論!Mr.ドウヨ。
こうして今日がスタートしていった。

   ◆午後6時、終了
    「いやぁ〜...今日は渋かった。」 ふぅ
    「堪忍やから釣果は聞かんといて。。。」


2005年11月3日(木)
三宅島

11月釣行
今回、現地で丁度解禁中の「イセエビ漁」を体験(手伝い)する。
イセエビは夜行性であり、特に月の無い夜、いわゆる”新月”の晩に活発に行動する。 然るにその日を見越した前日、イセエビの通り道に網を仕掛けるわけだ。 イセエビが行動しなけりゃ、網には掛からない。 たとえ行動したとしても、通り道に仕掛けなきゃ、網には掛からない。 ここんとこが最も重要なポイントである。 大漁の時もあれば、スカの時もある。 なかなかに難しいそうだ。
さて、船上から網を引き揚げていると、見事なイセエビが上がってくる。 この時ばかりは嬉しい、楽しい、興奮ものであるが、1尾も掛かっていないと疲れは倍増する。
網は、2反を一網とし、高さ1.6m×幅約50mもあり、組合員ひとり一回に12反までと規制されている。
体験とはいえ、8反の網を引き揚げ終えてみると、膝はわらうし、腕は上がらないし、力は入らない。 なんとも情けない話。

    ◆漁師の腕が太い訳を知る。(Mr.踊子)


2005年10月9日(日)
三宅島 温泉下

ハマフエフキ
69cm
磯Blue
いよいよ最終戦、4時から7時までの夕マズメ一本勝負!
今日も風はナライ。 
南西の磯場をイメージする。 
神着にある、磯レンジャー秘密基地三宅支部(宿舎)から都道を内回りで南下しながら、適当なポイントを探すうち、とうとう阿古まで来てしまった。

日没を過ぎ、グランドフィナーレに相応しく、Mr.ドウヨに記録更新サイズの良型メジナと69cmのハマフエフキが来た。 
いつしかまた雨が落ちてきた上に、闇夜の海中に夜光虫が沸き出てきたので名残惜しくも撤収、そして納竿。
今回の3泊4日の釣行を終わりにした。 

    ◆今回の釣行で「タモ」のリベンジは出来た!
     と、いうより、元以上取ったどぉ〜!!!
     どうだ! がっはっは〜   (Mr.踊子)


2005年10月8日(土)
三宅島 下根崎

カンパチ
50cm
磯Blue
青物シーズン真っ盛りのこの時期、シマアジをゲットした前日の嬉しい釣果に、今日も当然期待する。
期待もするし、モードは全身青物狙いだ!青物のみ!
それでも早朝から渋い釣りを強いられながら、きっと来る時合を信じて数時間が空しく過ぎて行く。

しかし時合は、突然にやってくる。
いつしか潮の流れが変わり、昨日と同じ潮のパターンだ。 
二人はやがて訪れる爆釣の”予感”に改めて身を引き締める。
すると
YES!YES!YES!
 「来た!」 「何奴?」 「おっカンパだ!」
 「おいおい
今日はカンパチかよ!!
二人の集中力は途切れること無く続き、納得のいく釣果に、今日も満足な一日でした。 今晩は、Mr.ドウヨがスターになった。

    ◆流されたタモよ、お魚を呼んでくれてありがとう。
                    (Mr.踊子)

2005年10月7日(金)
三宅島 下根崎



シマアジ
55cm
磯Yellow

新調した「タモ」・・・ダイワ・メガDRY”BIG ONE(青物用)”を武器に、前回の釣行で流された「タモ」のリベンジを最大の目的に、また三宅島に乗り込んだ。 
しかし、週間予報は曇りで雨...
覚悟していたとは言え、突然のスコールに2〜3度見舞われながら、右からの潮、左からの潮、当て潮、とコロコロ変わる潮に狙いも定まらず、釣りづらい状況が続く。
 「今日はダメか?...」 
半ばあきらめムードが漂っていたところの夕マズメ、、サラシがキレイに払い出し始めたその先で、Mr.ドウヨが食わせた。

シマアジだ!!

続いて私にも食ってきた。「
シマアジだ!!
暗くなるのが早い今の時期、小雨の内に片付けて、秘密基地に踊りながら凱旋帰宿した。 この晩は、スターになれた。


    ◆流されたタモよ、静かに眠れ! (Mr.踊子)

2005年9月24日(土)
三宅島 下根崎


シーズンを待ちきれなくて、”餌取”を覚悟しながらも、”青物”に期待しながらも、行ってきました三宅島。 な、なんと出発当日に小笠原の南で台風が発生!2泊3日の今回の釣行は一体ど〜なることやら...
風は北東。釣り場は南西。これ当たり前の事。だけど三宅じゃ通用しない。何故?って、風下は二酸化硫黄ガス。だからガスの道を少しずらして入磯となる。
さて今回は、到着日の午後から実釣開始。場所は”下根崎”。アコンザキと読みます。 風と波を考え、左手に釣座をとる。 第一投、Mr.ドウヨに食ってきた。 奴はドウヨに何もさせず一方的に仕掛けもろとも消え失せた。 回遊のカンパチがその正体だったとおもう。
のんびりムードも一転し、一投目でのされたMr.ドウヨに火が点いた。
ではMr.踊子は?というと...突然の高波に購入したばかりのタモをさらわれて、ショックを隠し切れずに意気消沈。。。 タモだけで良しとしなければね。とほほ。 
夕マズメには40cmUPのメジナを抜き上げたぜよ!!
ははは。ど〜だ!

  ◆今日の教訓:今度、タモ買ったら、ロープで結んどこう。



2005年6月19日(日)
三宅島 カマバ

オキナメジナ
50cm
磯Blue

午前中「雨」一時強く降る。次第に回復し、午後はいい天気。風は無いが、ややウネリ気味....。
Mr.ドウヨの竿が海面に突っ込んだ! 
グイ〜ンと重く強い引き。 相手は口元の違和感に本能丸出し!
一直線に根に向かう。
Mr.ドウヨの一進一退の攻防を見ているだけで、こちらも堪らん。
そして、海面に浮いてきたその姿を見てビックリ!
非常に希少な魚種「
オキナメジナ」です。
ブタと呼ばれる特徴ある口元。
私も10年近く磯釣りをしてるけど、実際に見たのは初めてです。
全体的に分厚く、背鰭・尻鰭のつけ根が盛り上がっているのも特徴的。50cm弱2kg以上あったんじゃないかな? 記念撮影後には勿論リリース。
ホント、三宅の磯は一体何が来るかわからない。
この日は、波間にウミガメ(1m)を5頭も確認したよ。


2005年5月2日(月)
三宅島

左の写真は釣果の一部。
ハタ・イサキ・フエフキ・メジナ...他にシマアジ・ハギ・イスズミ・イシガキ・サンノジなど。
いやぁ〜、魚影が濃い。 もともと豊な海だけど、この4年で、あるべき自然に戻ってる。
目標50cmオーバーを掲げたけれど、あと2cmちょっと届かなかった。
----三宅仕様で万全を期したのに...
ガツン!とアタリ、ブチッ!と切られ。
 ガツン!ブチッ!
 ガツン!ブチッ!
逃がしたサカナは大きいってか?! ははは。
----
現地では、「
フィシングショップ荒磯」さんにお世話になりました。
弁当は、「正大」・「利八屋」。
「フェニックス」へは2回も美味いもの食べに行った。
あちこちで三宅島の息吹を感じるよ。 「がんばろう三宅島」だ!

■マナー悪い奴は何処にもいる。 「ざけんな!」
■コマセ問題・・・ 一理ある。 俺も極力セーブする。
            ”釣り”が規制されてたまるか!


2005年4月29日(金)
三宅島

とうとう三宅島に帰ってきましたぁ〜!
三池港に上陸。
すっげぇうれぴ〜(暫しカミシメの時)
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三池は坪田高濃度地区。(二酸化硫黄濃度)
すっかり変わり果てた風景。
見渡すかぎりの森が死んでいる。
何もいない、誰もいない。
悲しくなった。
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「ただいま」


2005年4月24日(日)
伊豆大島 トウシキ

今朝は二人して寝坊をこいた。 予定していた磯へ行ってみると既に満員御礼。 あ〜ぁ。
 〜んならこの際、入ったことの無い新磯に行くべ。
しっかしまだ4月だと言うのに、日中30度に迫る暑さ。 ど〜なってんの?
午前中はメジナ数尾と戯れたけど、潮は動かない、逆光でウキは見えない、釣れない、日中のまったりタイムはダラケモード。 おまけにスカリに入れていたメジナ君が
サメに襲われてるし...
前日の疲れも残ってる、夕マズメまで体力が持ちそうに無〜い。

■あ〜ぁ、眠....


2005年3月20日(日)
伊豆大島 市兵衛崎
昨年12月以来3ヶ月ぶりの釣行。
朝いち、根性入れてホンヨコの釣座を確保するも、次第に天候は悪化。
タイトなアゲインストの風と大きくなるウネリに撤退。 裏磯に逃げたのは11時ころ。 そこはまるでベタ凪。 垂直に沈んでいく撒餌にエサ取りの群れ。 
沖目の微かな流れの低層で、
ようやく1尾をGET!
メジナが棲んでいるのは分かった。 さて...
ベタの状態じゃ、仕掛けはバレバレ。 対策練って中層・低層を探っていく。
竿約1本半の棚でビンゴ! 食ってくる。
なんとか今日もメジナ君に遊んでもらいました。

■ありがとね。 





磯の踊り子