晴れ/無風/気温23度

2006年4月28日(金)

Yellow

◆ロッド:シマノ・BBX(48-53)2号遠征
◆タモアミ:ダイワ・メガドライBIG ONE
◆道糸4号・ハリス5号

三宅島

大島

熱海

東京

踊り子ルート

ほんの20分前に”大島”にいたなんてウソのように、”あっ”という間の瞬間移動。 ここはもう”三宅島”だ。

新島

利島

大島南端

伊豆大島 三原山山頂

◆伊豆大島/元町港

海上は、湖のように静かに..
全てが予定どおりに...

◆ジェットフォイルは
 元町港へ接岸した。

まだGW前日の金曜日。
乗船客の姿もまばらに...
全ては計画どおり。

◆熱海港
東海汽船のジェトフォイル「愛」は、優しく滑るように近づいてくる。


◆ちょっと東京まで行って来るよ。

by 踊り子

晴れ/南西風/気温20度

2006年4月29日(土)

2006年4月30日(日)

晴れ/西風/気温21度



2006年5月1日(月)

晴れ/西風/気温20度

2006年5月2日(火)

雨/北東風/気温16度

...まぁ、とりあえず...


2006年5月3日(水)

晴れ/北東風/気温25度

2006年5月4日(木)

晴れ/南西風/気温23度

2006年5月5日(金)

晴れ/西風/気温22度

2006年5月6日(土)

晴れ/西風/気温23度

◆クチブトメジナ(45cm)

◆イサキ
 (39cm)

遠く離れ行く島に...
過ぎ去りし日々を想う。         いつまでも。いつまでも。

今回、踊り子は、東京から新幹線で熱海に向かい、一路”大島”へ。 そう!この熱海港は、すでに通い慣れた経路。 その道程に、迷いは無い。

■今回の三宅島行きは、特別なルートを選択する。 それは...

いざ!大島へ♪ ジェットフォイルは好天の凪の海上を滑るように、飛ぶように”大島”へと向かう。

正午12時。元町に着くや、島内に散らばって行った観光客とは趣きを異にして、踊り子が向かうは「大島空港」。
何故?って、言うまでも無く宣言どおり、踊り子はヘリで最終目的地「三宅島」へ向かう。 
これからが初体験というわけだ。 さて...

空港内”東邦航空カウンター”にて真っ先にチェックイン。全てが初体験。 夢の聖域に興奮は隠せない。

快晴−フライトには最適なコンディション。
エンジン音が一段と高まり、メインローター
が空気を捉える。 やや次の瞬間、不思議
な感覚で全てが宙になる。

ヘリは、スムースに上昇を続け、三原山山頂をも軽々と越えると、拡がる大島南西の海岸線を眼下に望み、あっという間に洋上に出る。 飛行高度は然程に高くない。 海の波さえ見て取れるほどの高度を維持し、南に進路を取る。 ヘリの窓外に見える初めての景色にモチロン目を奪われる。 先ず右手に利島。次に新島。さらに式根島。 船との違いは、圧倒的なスピードにある。 ヘリは快適な飛行を続けている。 

さて、神津島から視線をもどすと、正面に三宅島だ。 
ほぼ島北にある大久保浜をはっきりと捉えると、ヘリは程なく最終着陸態勢に入った。 

ヘリポートに吸い込まれるように、バーチカル(垂直)な着陸。 当たり前のことなのに、初めての感覚に興奮する。 憧れのヘリフライト、やっぱり最高!♪

MIYAKE-island again

2日目。風良し。天候良し。
磯イエローは昨日に引き続き「セイキリガタ」へ、磯ブルーは「コナガネ」のベスポジへ入磯する。正月3日以来のポジション。お互いにあの日の爆釣をイメージしてのことだったけど、今日は違った。のんびりと時は流れていく。渋い...実に渋い。午前中に4尾、しかもリリースサイズ(40弱)の尾長メジナ。 やや沖目で、時々魚が跳ねている。少し気になる。何だろう?...まぁいいか。
★さぁ〜て、そろそろ潮に流した仕掛けを回収しようとリールを巻き始めると、何かが猛烈に海面を追ってくる。
そして...「うっ!喰った!」 サバか?ダツか? 「おや?」それにしても中々の手応え。 もしかしてカンパか?シマか? 慎重に寄せてくる。「あっ!ヒラマサだ♪」 YE〜S!初マサ! しかも磯でヒラマサ。うっひょ〜感激♪大満足♪ ”釣れない”疲れも吹き飛んだ。

イエローに遅れること2日。早朝5時に磯レッドとMr.葉さんが上陸した。
休憩もそこそこ、釣り場を探しに先ず島を一周見て回る。
見る限り島の南西も南東も白波とウネリで釣りは無理。 結局またまた「セイキリガタ」を攻めてみる。
釣れそうな雰囲気100%なのに、魚0% 
実に渋い。 メジナは何処へ行った?
それでも海はいい。青い空、青い海。
潮に流された撒き餌にカモメが群がっている。
長閑だ。

あまりにも生態反応が無いので、磯を替える。 今日はやっぱり何処も難しい状態だ。
ともじ橋から見下ろす大久保浜堤防は、状態OK、誰もいない。
よしっ!行こう。 釣れそうな雰囲気100% 先ずMr.葉さんに来た。沖にナブラが出来ている。何奴?ヒラマサ?はて? 
すぐに正体は“ゴマサバ”と分る。入れ食いが始まる。
何とも“
Welcomeサバ"に3人は苦笑した。

今宵、ようやくメンバー全員が集結し、総勢13名で食卓を囲む。BEERで乾杯♪ ずらり豪快に並んだシマアジ、トビウオ、ヒラマサの刺身と、食べて驚きのトビウオのフライが実に美味い。次から次へ尽きない話題に全員で盛り上がる。さらに島焼酎“盛若”で盛り上がる。まだ初日みたいなもの。明日も明後日も明々後日だって釣りが出来る。今日は飲むぞ〜♪

早朝夢うつつ、強い風と雨の気配に、気合なくまた布団の中で眠りに落ちていく。まぁゆっくりしよう..... 

次に目が覚めたのは7時ころ。雨はあがっている。ならば出掛けることにしよう。 イエローは性懲りもなく「セイキリガタ」。レッドと葉さんは「湯の浜堤防」へ。 それにしても生態0ゼロの「セイキリガタ」。ならば「コナガネ」へ。雨が降り始め次第に強く。風はナライ(北東)。アゲインストの冷たい風と雨に、“釣り”?やってられない状況になり、2人の後を追って「湯の浜堤防」へ。 先行の2人はムロアジと型のメジナ数尾をスカリにキープしている。 その他2名の間に割って入らせてもらうことにした。ほどなく、その他2名にズシリ型の魚がヒット!した。竿のシナリは尋常じゃない。タモ網を貸すと、上がってきたのはナント50cmほどの“シマアジ”だ! ウソ!ホント?ちょっと待ってよ! すかさず戦闘モード。いきなりレッドゾーンに突入「俺も釣る!」....そんな上手くは行かないのが世の常である。惨敗...トホホ

久し振りの阿古方面と、くれば「カマバ」か「イシャジリ」。少し長い磯場を歩き「イシャジリ」へ。 ここはイエローで6年振りの入り磯。 昔は高台から農道、林を抜けて出たものである。 懐かしい。

三本岳
(大野原群島)

正面はるかに「三本岳」が鮮やかに見える。海の状態は良好。微風。釣れそうな雰囲気100% レッドが立て続けに尾長メジナを3尾釣り上げた。イエローはというと、魚はポツポツ釣れるがメジナが来ない。そして午前中に“五目釣り”を達成。(ブダイ/ベラ/オキナヒメジ/アイゴ/イシガキダイ)

ってな訳ですぐ磯を替える。ナント、初磯の今崎「高鼻の下」へ。両側の高磯に挟まれた穏やかな入り江状の磯。ホントここは初めて。釣れるの? 陽の高いうちはエサ取り取られ。BEER飲んで、まったりモードで昼寝こく。

すると、陽も傾いた夕マズメになって、先に掛けたのは磯レッド!続けてMr.葉さんがメジナ・タイムに突入! イエローには来ない。なかなか来ない。まだ来ない。え〜っ何で?それでも来ない。またもレッドの竿先が海面に突っ込んだ。それを横目に、イエローにはまだ来ない。
電気ウキをみつめて、「ど〜して?」と独り言。
その刹那、「YES来た!」 やっとのことだったから、とっくに陽が落ち、辺りはすっかり月明かり。 この1尾で今日は終了。

午前中は現地で仕事。
納屋を片付けたり、庭掃除したり、冷凍庫を母屋に移動したりした。 午後2時過ぎて、ほんなら釣り行ってみましょうか〜! 好きねぇ〜「セイキリガタ」と言われても、ここしか空いていなかったのよ。 でも見て!

Mr.葉さんに待望のメジナがヒット!
体でアワセて、しっかりハリ掛かりさせる一連の動作が、いよいよ様になってきた。
間違いなく釣り師になっている。

レッド&イエロー、磯レンジャー1軍の面目に掛けて快心のHIT! 50cmオーバーのイスズミだ。
どうだ見たか!?フカセ魂を。(実は釣り上げた後、二人とも両腕がパンパンになったは...興奮で指先が震えるは...だったのよ。) これがメジナだったらねぇ〜

夕マズメ前、撒き餌にサバが寄って
    “サバイバル”⇒“サバ威張る”なんてね。(笑)

夕マズメに入ると不思議なくらいにサバは姿を消した。
そして竿が大きくシナり、タモ網に入ったのは、こりゃまた嬉しい“イサキ”君。
そ〜いえば5月なら当然、イサキ・シーズンだ〜ね。
それにしてもデカイ。

前夜の打合せどおり「前が浜」へ。
島の噴火から、その後これまでに流れ込んだ土砂によって、浜の様相は大きく変わった。
当然、海底の状況も変わっているはずである。

海中に漂う天狗ウキが小さく“ススッ”と反応した。何だろう? また“ススッ”。 リールを巻いて糸フケを取ったとたん、天狗ウキが引きずり込まれ、合わす間もなく竿が“ズシッ”「やばい!ハエ根で喰わせてしまった。」 瞬間的に竿をズーミング(48⇒53)し、根をかわす。 引きは強いがこれなら問題ない。竿は2号、ハリス5号。ハリ10号だ。一気にリールを巻き上げては、突っ込みにレバーを緩める。 奴はとうとう浮いてきた。ここまで来れば後はタモ入れ...「やばい!タモ網があんなに後ろにある。」 そうか、たまに来る高波にさらわれないように、後の方へ置いたんだ。 それなら...ラインのテンションと魚の位置をそのままにキープしながら、レバー操作でラインを出しつつ後方に下がってタモ網をつかむ。 我ながらのテクニックだ。
口太メジナ”45cmが奴の正体だった。
恐るべし磯イエロー。流石イエロー。素敵なイエロー。ふふふ「サンキュウ♪」

次第に強く吹く西風にラインコントロールが難しい中、仕掛けを手前から払い出す潮に乗せて攻めていく基本。
しかし、コマセが手前のハエ根へと吸い込まれていくのと同調して仕掛けが落ちていく。
もしかしたら...

“ゴールデンウイーク2006” 
逸早く三宅島入りをした磯イエローは、少しゆっくりの朝7時過ぎ、戦闘服(釣ウェア)に着替え、通い慣れた磯「セイキリガタ」にひとり立つ。 この瞬間から全てが始まった。 エサのオキアミを付け、期待の第一投。全神経を集中する。

前日の情報では、島の南端に黒潮がかかり、水温が一気に3度上昇して20度に。・・・この事がどう影響するのか見当もつかない。言えるのは、小魚が涌いてエサ取りの猛攻に悩まされる事だ。それなら、サラシの払い出し手前にコマセて、仕掛けはポイントやや沖へ投入、そっと手前に引き戻す。天狗ウキが潮の流れに敏感に反応した刹那、一気に消し込むアタリ。  「来た!」 Welcomeメジナ♪ だ。

その後パッタリとアタリが途絶える。 
途中、ブルーが買出しに。ひとまずBEERでも飲んで弁当を食べて、まったりモード。今日は大潮、午後3時に干潮、そして潮止まり。必ず動き出す夕マヅメがチャンスだ。遠目のウキが、閃光のように消し込む鋭いアタリと、続けざま強烈な引き、しなる竿。興奮の瞬間だ。いったい何奴? ズシッ〜と30mほど走られて敢えなく口切れ。たぶん”シマアジ”の仕業だろう。このアタリを最後に今日は磯を後にした。いいんです。今日は”ヒラマサ”が釣れたんです♪

Mr.葉

Yellow

Yellow

Yellow

(大島空港)

■帰京の日

とうとうこの日が来てしまった。
楽しい充実の日時(とき)は、あっという間に過ぎた。
島の生活を始めた”磯ブルー”が羨ましい。その彼に見送られて、我等は島を後にする。

雄山

We will be back!!!


/

BACK

/

磯の踊り子

HOME

「GWゴールデンウイーク釣行」

2006年4月〜5月 


磯イエロー

磯レッド

◆イスズミ(51cm)

◆イスズミ(52.5cm)

三宅島

三宅島

三宅島

三宅島

三宅島